
時代の波に乗って、Chat GPTを使ってみました!
2023年、よく耳にするようになったサービスである「ChatGPT」について、
- 始め方
- 基本的な使い方
- ChatGPTでできること
- 課題点
を徹底解説します!
ChatGPTとは?
ChatGPTとは、Open AIが提供している対話型AIサービスです。
2015年に設立された、サンフランシスコに本社を構えるAI研究所。
チャット形式でAIに質問をしたり、簡単な作業をお願いしたりすることができます。
現時点、誰でも基本無料で使用することができます。パソコン・スマートフォンのどちらからでも利用可能です。
無料会員でも十分ですが、有料会員になることで、より高度な知能を持ったAIと対話をすることができます。
ChatGPTの始め方
ChatGPTの始め方について解説していきます。といっても、やることは「Open AI」の公式ホームページでアカウントを新規作成するだけです。
パソコン・スマートフォンのどちらからでも、登録&使用ができます。



登録手順を画像付きで詳しく解説します!
長くなってしまったので、こちらにまとめました。クリックすることで参照できます。
ChatGPTの始め方!
まずは、公式ページにアクセスしましょう。


次に「Try ChatGPT」をクリック。


次に「Sign up」をクリック。


次に、使用したいメールアドレスを入力して「Continue」をクリック。


次に、使用したいパスワードを入力して「Continue」をクリック。


こちらの画面が表示されます。先ほど入力したメールアドレス宛に、「Open AI」からメールが届いているはずなので確認しましょう。


メールBOXを確認すると、「Open AI」からメールが届いています。「Verity email address」(訳:メールアドレスの確認)をクリック。


こちらのページに飛びますので、ファーストネーム(名前)、ラストネーム(苗字)を入力しましょう。その後、「Continue」をクリック。


次に、SMS認証のために電話番号を入力します。日本在住であれば、左側は日本のマークのままでOK。ご自身のスマートフォンの番号を入力しましょう。


先ほど入力した電話番号宛に、Open AIからSMSメッセージが飛んできます。メッセージ内の6桁の番号をこちらに入力しましょう。


すると、このような画面になります。ChatGPTの概要説明などが表示されますが、読まなくてもOKです。「Next」をクリックしましょう。


こちらの画面が表示されれば、ChatGPTを使い始めることができます!





お疲れ様でした!!
ChatGPTの基本的な使い方
次にChatGPTの使い方について解説していきます。
まずは画面の見方についてです。


- メッセージ入力欄
- チャットルーム作成ボタン
- その他設定
ひとつずつ解説していきます。
①メッセージ入力欄
ChatGPTは、その名の通り「対話型のAIサービス」です。LINE等で友人とチャットをするのと同じように、AIと対話をすることができます。
AIへ送るメッセージを入力するのがこの欄になります。
試しに「こんにちは!」と入力してみます。打ち込んだら、右端の送信ボタンをクリック。


すると、早速ChatGPTから返信がきました。


このように、
- 質問したい内容を入力して送信。
- ChatGPTから返信がくる。
といった使い方が基本になります。
②チャットルーム作成ボタン
画面左上にある「New chat」と書かれたボタンから、チャットルームを新規作成することができます。
ChatGPTに何度もメッセージを送ると、LINE等のように古いメッセージが埋もれてしまいます。そんな時、AIに質問するジャンル・カテゴリごとにチャットルームを作成すると便利です。
例えば、
- 仕事に関する作業をお願いするルーム
- メール文章を作成してもらうルーム
- 知らない用語について質問するルーム
のようにチャットルームを分けておくと、後からAIの回答を見返したい時に効率が良くなります。
③その他設定
ChatGPTの設定は、③から行うことができます。
Upgrade to Plus
こちらから、無料プランから有料プランへアップグレードすることができます。
Dark mode / Light mode
ダークモードとライトモードを切り替えることができます。
Updates & FAQ
ChatGPTの最新アップデート情報と、よくある質問について確認することができます。
Log out
ChatGPTからログアウトすることができます。
ChatGPTでできること
次に、ChatGPTでできることについて解説します。
簡単な質問に答えてくれる
例えば、
- 地球の直径は何メートル?
- 犬と猫、どちらがより賢い?
などの質問に答えてくれます。
「地球の直径」について質問した結果が下記になります。


ちなみに、「太陽系の惑星の直径は?」と質問したところ、情報をまとめてくれました。





それくらいならググった方が早んじゃない…?



ChatGPTの方が効率的な場合もあると感じました。
「地球の直径」についてGoogle検索すると、以下のようになります。
- 大量の検索結果が表示され、その中から参照するサイトを選ぶ手間がかかる
- 関連した別の情報も入ってきてしまう
このような、手間・不要な情報をシャットアウトして、欲しい情報だけをスピーディーに得ることができる点がChatGPTのメリットだと感じました。
問題に対して考察をしてくれる
ChatGPTに、「2020年の日本のGDPと、その改善アイデアを教えて」と質問をしてみました。また、その回答に対して「参照元を教えて」と返信してみました。
その結果がこちらです。


長いので、全文は下記にまとめました。
全文はこちら!



少し難しいかな…?と思いましたが、バッチリ答えてくれました。
しっかり考察・改善アイデアの提案をしてくれました。また、データの参照元(エビデンス)についても答えてくれました。
大学のレポート課題は、すべてAIにおまかせできる時代がきたのかもしれません…!!
ブログ記事を書いてくれる
ChatGPTに、「任天堂Switchの宣伝をしたい。購入を促すブログ記事を書いて。」とお願いをしてみました。
その結果がこちらです。(画面キャプチャは割愛します。)
全文を読む!
「こんにちは!」から始まる、AIとは思えないフランクな書き出し。人間味を感じてしまいました。
「スマブラブラザーズ」など、一部文章におかしな点がありますが、
- Switchで遊べる人気ゲームソフトのラインナップ
- 「携帯性と据え置き性の両方を兼ね備えている」という独自機能の宣伝
など、任天堂Switchならではの訴求ポイントをしっかり理解している様子です。
また、「価値がある投資」という魅力的な見出し文は自分には思いつきません…



自分よりも文章力あるのでは…
キャパオーバーなのか、無料プランだからなのか、今回は途中で回答が終わってしまいました。しかし、これだけでもブログ記事作成のサポートに十分なり得ると思います。
- AIに下書きを書いてもらう
- 文章を添削して、画像を貼り付けて投稿
といったブログ記事の書き方が、今後間違いなく増えてくると感じました。
ChatGPTの課題点
ChatGPTを使用する中で、いくつか課題点を感じました。
まだまだ未完成
ChatGPTからの回答をご紹介しましたが、まだ誤字が多い印象です。特に、マニアックな内容になるほど、ミスが多くなりました。(「スマッシュブラザーズ」を「スマブラブラザーズ」と回答してきたり。)
また、「しりとり」も苦手なようです。
ChatGPTとしりとりをした結果!
途中で面倒になったのか、「るすばん」で強制終了してきました笑



しりとりのルールは理解できている様子なのに…
まだまだ未完成な部分が見受けられます。
回答の信憑性が不足している
いろいろと質問をしてみましたが、事実とは異なる回答をしてくることもありました。
ChatGPTの情報を鵜呑みにしてしまうのはマズいと思います。ChatGPTにブログ記事を書かせてそのまま投稿した場合、間違った情報を世に流すことになります。そのような記事で溢れかえってしまった時は、WEBの終わりでしょう…
本記事のまとめ
本記事では、
- ChatGPTの始め方
- ChatGPTの基本的な使い方
- ChatGPTでできること
- ChatGPTの課題点
について解説をしました!
今は、ガラケーからスマートフォンに移行したときのような、技術革新の真っ只中にいると感じます。この波に乗り遅れないよう、正しい知識を持ってAI技術を活用していきたいです。
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