アガベの発根管理にマストなアイテム、ついに見つけた…!!
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はじめまして、アガベチタノタの沼にどっぷりと浸かっている20代ブロガーです。
以前、某フリマアプリで「アガベチタノタ姫厳竜」の胴切り子株を購入し、発根管理にチャレンジしました。
本記事では、アガベチタノタ姫厳竜の子株の「発根管理の記録」と、「オキシベロン」を発根管理に使用した結果についてまとめています。
- アガベチタノタ姫厳竜の子株の発根管理の記録
- 僕が実践した発根管理の方法
- 発根管理に「オキシベロン」を使用した結果
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アガベチタノタ姫厳竜の子株を購入しました
某日、アガベチタノタの姫厳竜の子株(カキコ)を購入しました。購入当時の写真がこちらになります。
この子株は某フリマアプリにて購入しました。ここでアクシデントが発生します。
手元に届いてから気が付いたのですが、この子株、未発根だったのです。
当時まだアガベ沼に片足を踏み込んだばかりだった僕は、「胴切り子株は未発根が当たり前」という常識を知らなかったのです…
完全に勉強不足でした…
ここから、長きに渡る「発根管理の戦い」が始まるのでした。
そして、この戦いに終止符を打ったのが、冒頭でもご紹介した「オキシベロン」です。
この「発根管理の記録」と、「オキシベロン」を使用した結果についてお話ししていきます。
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アガベチタノタ姫厳竜の発根管理の記録
購入したアガベチタノタ姫厳竜の子株について、発根管理を実施しました。その期間は、約3ヶ月間に及びました。
ざっと概略を記載します。
アガベチタノタ 発根管理の記録
とりあえず水に浸けてみるも効果なし。
水苔を使用した発根管理に切り替えるも、虚しく効果なし。
わずか1日で発根の兆しが現れました!その後、数日かけて立派な根に成長し、無事発根管理が終わりました。
上記について、写真付きで詳しくご紹介します。
1〜20日目:水耕管理
まず初めに、シンプルな「水耕管理」を実施しました。その様子がこちらになります。
水耕管理のために用意したもの
水耕管理のために用意したものがこちらになります。
- ペットボトルのフタ
- 鉢底ネット
- メネデール
水耕管理のやり方
先ほどの写真のように、ペットボトルのフタに水を入れて水耕管理を実施しました。
アガベの子株の「株元のみ」が水に浸かるよう、鉢底ネットを切り抜いて使用しています。水に浸しすぎてしまうと、腐る原因になりますので注意です。
また、水には「メネデール」を数滴加えました。
メネデールは植物の栄養剤のようなもので、元気のない植物を回復させたい時などに使用します。発根や発芽にも効果が期待できるらしく、自分も使ってみました。
その他の情報としては、置き場所は室内の直射日光が当たらない場所で、室温は30℃前後だったと思います。
希釈液は2日置きに交換していました。
水耕管理の結果
上記のやり方で20日間ほど水耕管理を実施しましたが、何も変化が起きませんでした。。。
21〜81日目:水苔管理
色々と調べていくうちに、最近は水苔(みずゴケ)を使用した発根管理が流行っていることを知りました。
そこで、水耕管理を早々に諦めて、「水苔管理」に変更してみることにしました。
テキストだと読み方がややこしいですが、
水耕(すいこう)、水苔(みずごけ)です。
水苔管理のために用意したもの
水苔管理のために用意したものがこちらになります。
- ペットボトルのフタ
- 水苔
- ルートン
- メネデール
水苔管理のやり方
水耕のときと同様にペットボトルのフタを使用しました。
フタの中にほぐした水苔とメネデール希釈液を入れ、そこにアガベチタノタの株元を突き刺して放置しました。
また、「ルートン」という発根促進剤も効果的だと知り、購入して株元に塗ってみました。
水耕管理時と同じく室内の直射日光が当たらない場所に置き、室温は20〜30℃でした。ちょうど夏〜秋にかけての時期だったので、日によって室温に差がありました。
水苔管理の結果
上記のようなやり方で約60日間続けましたが、特に変化はありませんでした。
葉に蓄えられている水分が底を尽きてきたのか、葉のシワが増えたり、葉色が悪くなったりして本格的に焦りを感じ始めました。
オキシベロンの存在を知る
なかなか発根してくれず、徐々に株の状態も悪くなってきてとても焦っていました。(安い買い物ではなかったので…)
そんな中で見つけたのが「オキシベロン」でした。
こちらもルートンと同じ発根促進剤です。しかし、
といった違いがあります。
ネットで情報を調べた結果、ルートンよりもオキシベロンの方が発根効果が高いという情報が多かったです。
そこで、藁にもすがる思いで、オキシベロンを使用した発根管理をやってみることにしました。
最寄りのホームセンターでは取り扱っていたかったので、早速Amazonでポチりました。
少し手を出しづらい価格ですが、
大事な株が発根してくれれば安いもの…!!
そんな気持ちで、気づいたらポチっていました。
82〜83日目:オキシベロンを使用して水耕管理
オキシベロンを使用した発根管理をスタートしました。
オキシベロンを薄めた希釈液を使用して、「水耕管理」を実施しました。
オキシベロンを使用した水耕管理のために用意したもの
オキシベロンを使用した水耕管理のために用意したものがこちらになります。
- オキシベロン
- ビーカー
- 漏斗
今回は、ペットボトルのフタではなくビーカーを使用しました。オキシベロンの希釈倍率を正しく守るためです。
100均の計量カップでも代用できますが、一度オキシベロンを入れた計量カップを料理等で使わないよう要注意です。
間違い防止のためにも、ビーカーの使用をおすすめします。
理科の実験振りのビーカーです。これもAmazonでポチりました。
また、100均で漏斗を購入しました。こちらは他の用途で使うことは無いだろうと思い、100均のものを使用しました。使い方は後ほどご紹介します。
オキシベロンを使用した水耕管理のやり方
オキシベロンはメネデールのような液体の商品です。水で薄めて使用します。
付属の取扱説明書に植物ごとの希釈倍率が記載されているのですが、アガベ用の倍率は載っていませんでした。
そのため、まずは薄めからチャレンジしていこうと思い、1000倍に希釈して使用しました。
また、写真のように漏斗をセットし、そこにアガベを置くことで、「株元だけ」がオキシベロン希釈液に浸かるようにしました。
毛細管現象で漏斗の入り口まで水位が上がってくれます。水位の調整が不要でとても楽でした。
同じように子株の発根管理をされる方には、ビーカーと漏斗の組み合わせをおすすめします。
オキシベロンを使用した水耕管理の結果
オキシベロンを使用した結果、なんと開始した翌日には発根の兆しが確認できました…!!
写真のように、チタノタの根元の茶色い部分が破れて「乳白色の何か」が出てきました。
初めての発根管理だったので本当に発根したのか不安でしたが、数日後には写真のような立派な根に成長しました。
たったの1日で発根したのでとても驚きました。約3ヶ月に及ぶ心労はなんだったのか…
こんなに簡単に発根するなら、早くオキシベロン使えばよかったな〜と思いました…
結論:アガベの発根管理にはオキシベロンがおすすめ
オキシベロンを使用した結果、あの手この手を尽くしても発根しなかったアガベを、たったの1日で発根させることができました。
今回の場合は、
- 水苔
- メネデール
- ルートン
のどれよりも、オキシベロンの方が効果がありました。
室温や日当たりなどの条件は変えていないため、間違いなくオキシベロンの効果だと実感しています。当時は秋で、気温が下がってさらに発根しづらくなるなーと思っていたので安心しました。
値段は決して安くはないですが、大事な子株が枯れてしまったときのことを考えると安い物だと思います。
オキシベロンを使えば必ず発根します!とは保証できませんが、実体験に基づいて本記事を書いてみました。同様に発根管理で苦戦している方は、是非オキシべロンを試してみて下さい。
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