植物の育成には「光」「水」そして「風」が重要となります。
自然界には当たり前のように存在する3要素ですが、室内管理する場合は、これらを部屋の中で再現する必要があります。
僕はちょっとマニアックな多肉・塊根植物(アガベ、パキポディウムなど)も育てているのですが、それらの植物は、3要素をしっかり再現しないと枯れたり徒長するリスクが非常に高いです。


アガベやパキポディウムは、徒長すると鑑賞価値がガクッと下がりますよね…
今回は「風」を再現するために、「keyniceのUSBファン」を購入しました。
この商品がアガベ・パキポディウムの育成にベストだったので、約1年間使い続けたレビューをしていきたいと思います。
Amazonブラックフライデー2023!!
2023年11月24日〜12月1日の8日間、Amazonブラックフライデーセールが開催されています。
セール対象商品の中から、「室内園芸向けのアイテム」をピックアップして記事にまとめました!





僕が愛用している商品の中から、セール対象になっているものをまとめてみました!
お得情報!


人気の植物育成LEDライト「Hasu38 spec9」が、7500円→5300円に値下げされたようです!
昨年よりもお買い得になって嬉しいです。僕も1つ買い足しました。


室内管理の関連記事はこちら!




アガベ・パキポディウムの室内育成のためにkeynice USBファンを購入


今回購入したのが、keyniceから発売されているUSBファンです。価格は3500円くらい。
おトク情報!


自分は植物のために購入しましたが、本来の用途は対人用の扇風機です。
夏場のデスクワーク時やアウトドアでも活用することができます。
クリップ式、充電式、自動首振り機能付きのモデルを選んだ
keyniceからは小型扇風機がいくつか販売されていますが、自分が購入したのは
- クリップ式
- 充電式
- 自動首振り機能付き
のモデルです。
僕はコンセントに繋ぎっぱなしにして24時間稼働させています。(充電式モデルなので、推奨はされていません。)
23年1月現在、購入してから3ヶ月経ちますが、特に不具合が出たことはありません。SNSやYouTubeでも同様の使い方をしている人をよく見るので、特に問題はないかなと思っています。ただし、真似する際は自己責任でお願いします。
他にもよくある扇風機のような円形の台座がついているタイプのものや、首振り機能のついていない安価なモデルもあるみたいです。
外観




見た目はシンプル。台座部分にスイッチが付いていて、こちらで電源のON/OFFと風量設定を行います。
充電するためのコードは、上記画像のように側面に挿す仕様です。
ファン部の径は16cm。そのおかげか、風量は十分強いなと感じました。
色はブラックにした
今回はブラックを購入しました。
自分はプレステラシリーズのプラ鉢をよく使っています。園芸が趣味の方なら一度は使ったことがあると思う有名プラ鉢ですが、こちらが基本黒色なんです。今回は、このプラ鉢と色を統一するためにブラックを選びました。
結果、植物棚にとても馴染みました。ホワイトを選んでいたらかなり浮いていたと思います。
他にも、ホワイトグレー等おしゃれな色もあるみたい。気になる方は商品ページから確認してみて下さい。


実際に使ってみて感じたおすすめポイント4選



次に、約半年使い続けて感じたおすすめポイントをご紹介します!
自動首振り機能が付いている
左右に50°、自動で首振りをしてくれます。これはとても嬉しい機能です。
一方向のみに送風するのは空気循環の効率が悪いし、植物に直接風を当て続けるのはよくないと聞きます。
一方で、首振りをしてくれると、より広範囲の空気を循環させることができるので効率が良く、ファンの台数も少なくて済みます。
50°という角度もなかなか考えられていて、ベストな設定だなと思いました。
この角度が大きすぎると、広範囲に送風できますが、一つの植物に風が当たる時間が短くなってしまいます。
また、僕のように横長の棚の端っこにファンを設置する場合、首振り角度が大きいと植物の無い空間に風を送ることになってしまいます。言葉だと伝えにくいので画像を用意してみました。


植物棚を上から見た図だと思って下さい。青線がこの製品の首振り角度、赤線が角度が大きくなった場合です。赤線の場合だと、なにもない空間に送風していると思います。こんな感じで、50°という角度が使用環境に絶妙にマッチしました。
クリップ式なので棚に固定しやすい


どこにファンを設置するか考えたときに、棚の上のスペースはできる限り植物を置くために使いたいと思いました。そこで、写真のように棚の側面にファンを取り付けたいなと思っていました。
この製品はクリップで固定する方式なので、やりたかったことがいい感じに実現できました。
クリップの開き幅はけっこう大きく、最大で45mmまで開くことができます。なので、棚板などを挟むのであれば、取り付けられないことは基本的に無いです。
3段階の風量調節とリズム風が可能
風量を弱・中・強の3段階で調節することができます。また、強弱を自動で切り替えて自然の風を再現するリズム風という運転もすることができます。
風をしっかり当てたい株もあれば、逆に控えめにしたい株もある。強弱を調節できる製品を買っておけばいろいろと融通が利きます。
ちなみに、このkeyniceのUSBファンはちゃんとパワーがあると感じました。弱モードでも、1m離れた場所から風を感じられるレベル。強モードだと実生苗のようなひょろひょろした個体が倒れてしまうので、僕は常に弱モードで運転しています。それでも風量が足りないなと思ったことはありません。
静音性に優れている
購入時、静音性についてはかなり気にしながら選びました。僕は24時間365日ファンをつけっぱなしにするので、あまりにもうるさいと夜に眠れなくなってしまうからです。
過去にも小型のUSBファン(PCの放熱に使ったりするような手のひらサイズのやつ)を使ってみたのですが、すぐに調子が悪くなってガガガガッという音が出るようになりました。それがかなりのストレスで、すぐに使用をやめてしまいました。
keyniceのこの製品は、音の大きさが約40dB(デシベル)とのこと。図書館にいる時くらいの大きさらしいです。
といってもいまいちイメージができなかったので、ショッピングサイトのレビューを参考にしてみました。その結果、
- 風量がしっかり出る割に音は気にならない
- 強モードでもうるさくない
という投稿を多く見かけました。☆の数も多かったので、これらを信じて購入してみました。
実際に使ってみたところ、これらのレビューは本当でした。「サーーーーーッ…..」という風の音は聞こえますが、まったく不快に感じないレベル。強モードだと多少目立ってくるものの、不快な音では無いので睡眠への影響は全くありません。


ひとつだけ残念なポイント
良いところばかりですが、ひとつだけ残念なポイントがありました。正直にレビューしたいと思います。
それが付属の充電ケーブルの色です。


付属で白色のケーブルが付いてきますが、僕は本体色をブラックにしたこともあり、この白色のケーブルがとても目立ってしまいました。どうしても気になる場合は別途購入するようにしましょう。
こんな使い方もアリ
ショッピングサイトのレビューを見たところ、かなり汎用性のある商品だということが分かりました。
植物以外にもいろいろと使えそうだったので、補足的にご紹介したいと思います。
- 外出時、ベビーカーにつけて熱中症を対策
- ベッドフレームに挟んで寝るときに使用
- 夏キャンプで扇風機として使ったり、テント内の空気循環にも使用
- 充電しておいて、災害時・停電時に使用
植物用のアイテムって、周りから「またそんな無駄使いして…」みたいなことを言われやすいです。これは園芸を趣味とする者たちの永遠の問題で、一緒に住む家族やパートナーがいる方ほど共感してもらえるのではと思います。
そんな時に、「こういう使い道もあるよ!!」って説明できればちょっとは買いやすくなる…ハズです。



まぁ僕はコッソリ買ったけどね。
まとめ:間違いなしなので、迷ったらコレでOK


今回は僕が愛用している植物育成用のファンについてレビューしてみました。これからもいい植物関連アイテムを見つけたら、積極的にレビュー記事を書いていきたいです!
keyniceのUSBファンはとてもオススメなので、ファン・サーキュレーター選びに迷っているのであればとりあえずコレでOKです。記事を書いていて知ったのですが、2023年1月現在、楽天の扇風機部門で堂々の売上1位だった。そりゃそうだわ!と納得。
気になった方は商品ページで詳細を確認してみて下さい。


コメント