僕は植物育成LEDライトを使用して、室内で植物を育てています。
かれこれ1年近くLED育成を続けていますが、最初の頃は
植物育成LEDライトを毎日ON/OFFするのが大変…
といった悩みがありました。
この記事を読んでいるあなたも、植物育成LEDライトを毎日手動でON/OFFしていませんか?
現在僕は「スマート電源タップ」を使用して、LEDライトのON/OFF切り替えを自動化しています。
同じような苦労をされている方に向けて、僕が使用している「Meross スマート電源タップ」をご紹介します。
- 植物育成LEDライトのON/OFFを自動化したい
- 植物育成LEDライトをタイマー設定したい
- 植物の室内育成をもっと楽にしたい
植物育成LEDライトのタイマー設定・ON/OFF自動化におすすめなアイテム
僕が使用している、植物育成LEDライトのタイマー設定・ON/OFF自動化ができるようになるアイテムをご紹介します。
Merossのスマート電源タップ
植物育成LEDライトのタイマー設定・ON/OFF自動化におすすめなアイテムが、Merossから販売されている「スマート電源タップ」になります。
商品はこちら!
こちらの商品はただの電源タップではありません。
スマートフォンアプリと連携することで、
- スケジュール設定して毎日自動でON/OFF
- タイマーを設定して自動OFF
- アプリから遠隔操作
といったことが可能になります。
ミニマルなホワイトカラー
カラーはホワイトのみになります。一般的な壁の色と同色なので、インテリアの妨げになりにくいです。
ACプラグとUSB-A端子の差し込み口を搭載
この電源タップは、一般的なACプラグとUSB-A端子を差して使用することができます。
本製品には4種類のラインナップがあり、差し込み口の数が異なります。上記画像は、ACプラグを4つ、USB-A端子を4つ接続できるモデルになります。
各モデルの違いについては後半に記載しています。
Merossのスマートフォンアプリと連携可能
本製品はMerossのスマートフォンアプリと連携することで、本領を発揮することができます。アプリ連携で可能になる内容は以下の通りです。
- スケジュール設定
- タイマー設定
- スマホからON/OFFを操作
必要なものは、スマートフォンとWi-Fi環境のみです。
電源プラグは角度を180°変更可能
電源プラグは角度を約180°変更することができ、配線の取り回しがしやすいです。壁に沿って配線することも容易にできます。
ホコリ防止のシャッター付きで安心
プラグを挿す箇所には、ホコリ防止のシャッターが付いています。そのため、万が一ホコリが溜まったとしても、火災のリスクが抑えられる設計になっています。
Meross スマート電源タップは植物育成LEDライトと相性抜群!
Merossのスマート電源タップを使用することで、植物育成LEDライトでの室内育成がとてもラクになります。
その理由は以下の通りです。
- スケジュール設定をすると自動ON/OFFできる
- 節電につながる
- タイマー設定をすると一定時間経過後に自動OFFできる
- スマホアプリから遠隔操作できる
- USBポート搭載のため機器を一元管理できる
これらについて詳しく解説していきます。
スケジュール設定でLEDを自動ON/OFFできる
Merossのスマート電源タップは、スマートフォンアプリからスケジュールを設定することで、毎日決まった時間に植物育成LEDライトを自動ON/OFFすることができます。
植物をLED育成する場合、
- 朝〜夕方はライトON
- 夜間はライトOFF
といった使い方をするのが一般的です。1日中LEDの光を照射するのは葉焼けなどのリスクも増えますし、電気代もかかってしまうためです。自然界の昼と夜を再現するような使い方がベストになります。
ただし、上記を実現するためにLEDを毎日手動でON/OFFするのはとても手間がかかります。
少しでも手間を減らしたい…
そんなお悩みを解決してくれるのがMerossのスマート電源タップです。アプリからスケジュールを設定しておくと自動でLEDのON/OFFを切り替えてくれるので、手間とストレスがなくなります。
節電につながる
電気料金は基本的に夜間の方が安く設定されていて、1kWhあたりの電気料金は昼間と夜間でおよそ1.5〜2倍の差があります。(電力会社によって異なる場合があります)
そのため、LEDの稼働時間を夜間に設定することで電気料金を節約することができます。
例えば、LEDを稼働させる時間を、
パターンA
8:00〜20:00の12時間
パターンB
0:00〜12:00の12時間
とした場合、同じ12時間でもパターンBの方が電気料金を抑えることができます。
先ほどご紹介したスケジュール設定機能を使うことで、上記のような節電方法も可能になります。
最近は電気料金が高騰しているので、僕も「朝4時にON、夕方17時にOFF」といった設定にしています。
タイマー設定をしてLEDを自動OFFができる
Merossのスマート電源タップはタイマー設定をすることができ、指定時間後に自動で電源OFFにするといった使い方もできます。
例えば「3時間後にLEDライトをOFFにする」といったことが可能になります。
屋外から取り込んだ植物に3時間だけLED光を当てたい
といった場面で役立ちます。
Wi-Fiに接続してアプリから遠隔操作ができる
このMerossのスマート電源タップは、Wi-Fi環境があればアプリから遠隔操作することができます。
例えば、「別の部屋にある植物育成LEDライトをスマートフォンからON/OFFしたい」といった場面で活躍します。
USB-Aポート搭載のためUSBファンへの給電も可能
本製品は上記画像の通り、
- AC差し込み口
- USB-Aポート
が搭載されています。
USB-A端子も接続できるのが嬉しいポイント。植物を室内で育てる際にかかせない「USB式ファン」の給電も、こちらのスマート電源タップですることができます。
このスマート電源タップ1つで、植物の室内管理に使用している複数の機器をまとめて管理することができます。
Meross スマート電源タップのラインナップ
Merossのスマート電源タップには、いくつかのラインナップがあります。それぞれの違いと、僕のおすすめのモデルについてご紹介します。
ラインナップは計4種類
Merossのスマート電源タップのラインナップは、下記の4種類になります。
モデル名 | HomeKit対応 | 差し込み口 |
---|---|---|
MSS425FHKJP | 対応 | AC:4 USB-A:4 |
MSS425FJP | 非対応 | AC:4 USB-A:4 |
MSS425HKJP | 対応 | AC:3 USB-A:2 |
MSS425JP | 非対応 | AC:3 USB-A:2 |
各モデルの違いをざっとまとめると、
- AppleのHomeKit対応有無
- AC差し込み口、USB-Aポートの数
になります。
また、下記の音声認識サービスについては全てのモデルで対応しています。
- Amazon Alexa
- Google Assistant
- SmartThings
これらの音声認識サービスと連携することで、音声で電源タップのON/OFFを切り替えることが可能になります。
もし、Appleの「HomeKit」と連携させたい場合は、「MSS425FHKJP」もしくは「MSS425HKJP」を購入する必要があります。
どのモデルがおすすめ?
個人的には、差し込み口の数が多い「MSS425FHKJP」、「MSS425FJP」のどちらかをおすすめします。
なぜかというと、「植物の数が増えて、LEDライトを増設したくなる時がくるから」です。
これは植物好きの宿命です…!!
LEDを増やすとなると、最初から差し込み口の多い電源タップを購入しておく方が賢い選択になります。一方で、Homekit対応有無は好みで選んでもらっても大丈夫です。
僕のMeross スマート電源タップの使い方
次に、僕がMerossのスマート電源タップをどのように使用しているのかについてお話ししていきます。
購入したMeross スマート電源タップのモデル
僕が購入したのは、
- HomeKit対応
- AC4口、USB-Aポート4つ
の「MSS425FHKJP」というモデルです。
下記がリンクになります。
スマート電源タップに接続している機器
僕がMerossのスマート電源タップに接続している機器をリストアップしました。
AC差し込み口
- ダクトレール(スポットライト型LEDライト3機取り付け)
- パネル型LEDライト
USB-Aポート
- USB充電式ファン(その1)
- USB充電式ファン(その2)
ダクトレール
僕は、ダクトレールに植物育成LEDライト「HASU38 spec9」と「Helios green LED」を取り付けています。
このダクトレールへの電源供給をスケジュール設定していて、毎日決まった時間に自動ON/OFFするようにしています。
アガベやパキポディウムといった強い光を好む植物たちは、これらのスポットライト型LEDの直下に置いて育成しています。また、ビカクシダや小型の観葉植物もそばに置いて軽く光を当てています。
イチオシ商品はこちら
植物育成LEDライトについてはこちらの記事で解説しています。
パネル型LEDライト
実生や子株の育成には、パネル型の植物育成LEDライト「GREENSINDOOR 600W」を使用しています。
こちらもMerossのスマート電源タップに接続していて、ダクトレールと同じスケジュール設定でON/OFFを自動化しています。
2023年11月追記
僕が購入した個体は1年以上不具合なく使用できていますが、今後購入を検討されている場合はご注意願います。(商品リンクも削除いたしました。)
USB充電式ファン
植物を室内で育てる際にかかせない、USBファンも接続しています。僕が使用しているのは、KeyniceのKN-618という製品です。こちらを2つ使用しています。
このUSBファンは、
- 風量OK
- 静音性OK
- 耐久性OK(24時間つけっぱなしで1年以上故障なし)
なので、自信を持っておすすめしています。
イチオシ商品はこちら
過去にレビュー記事を投稿しました。参考になれば幸いです。
スケジュール設定の内容
僕は、
- ダクトレール(スポットライト型LED取り付け)
- パネル型LEDライト
の差し込み口に対して、自動ON/OFFするスケジュールを設定しています。
USBファンは24時間付けっぱなしなので、スケジュール管理はしていません
2023年7月現在は、「朝4時にON、夕方17時にOFF」とスケジュール設定しています。(季節によって、照射時間を長くしたり短くしたりコロコロ変更しています)
スマート電源タップでスケジュール管理して、LEDで室内育成している株たちがこちらです。
自動ON/OFFするように設定しているため、
- ONにし忘れて徒長した
- OFFにし忘れて葉焼けした
といったトラブルは一度もありません。
Meross スマート電源タップを1年以上使用したレビュー
Merossのスマート電源タップを1年以上使用したレビューになります。
植物育成LEDライトのつけ忘れ、消し忘れがなくなった
植物育成LEDライトを手動でON/OFFしていた頃は、
- LEDをつけ忘れる
- 帰宅が遅くなり、長時間LEDを付けっぱなしにしてしまう
- 旅行や出張中はLEDライトを付けっぱなしにするしかない
などの悩みがありました。
しかし、Merossのスマート電源タップを導入してからは、これらの悩みがすべて解決しました。
ON/OFF作業が減り、時短・ストレス軽減につながった
植物を育てるには、毎日の水やりや状態のチェックなど色々と手間がかかるものです。植物の数が多いほど、これらの作業も多くなります。
その中で、「LEDを手動でON/OFFする」という作業を減らすことができたことは、非常に大きく感じています。
小さなストレスがなくなり、植物の育成が楽になりました!
耐久性も問題なし
1年以上使い続けましたが、今のところ不具合が出たことは一度もありません。
朝にON、夜にOFFとしているので、1日2回切り替えていることになります。このような使い方を1年以上続けていますが、まったく問題なしです。
改善して欲しいポイントも
ひとつだけ改善して欲しいポイントがあります。それは、「USBポートは個別でON/OFFができない」という点です。
僕が購入したモデルにはUSBポートが4つ付いていますが、それぞれ個別でON/OFFすることができません。USBポートの電源をOFFにすると、4つともすべてOFFになってしまいます。
用途によってはUSBも個別でON/OFFしたいこともあると思うので、今後の改善に期待です!
終わりに
価格は購入時およそ4500円でした。電源タップとしては少し値が張りますが、メリットが大きすぎるので価格以上にとても満足。
もし万が一、今使っているものが故障してもまたMerossのスマート電源タップを買うと思います!
LEDでの室内育成がとても楽になるので、ぜひ使ってみてください!
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